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Release note 2019 wave 2の紹介

Release note 2019 wave 2を少し紹介

Wave 2のリリースノートは、今後2019年10月~2020年3月までのリリース予定を説明するものです。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/dynamics365-release-plan/2019wave2/index

 

なんと370ページのボリューム、350超の新機能/更新があります。開発スピード、とてつもなく速いです。

マイクロソフトは年2回(4月、10月)にリリースノートを提供しますが、それは「提供予定が書かれいているドキュメント」だけで、実際のアップデートは毎月のアップデートにて提供していきます。

 

今回はその中から気になった機能をほんの一部(11件)紹介します。

Finance and Operations

Geo expansion to South Africa, United Arab Emirates, and France (一般提供開始: 2019年10月)

南アメリカ、UAE、フランスでデプロイできるようになります。

Data feeds for third-party integrations(プレビュー10月、一般提供開始2020年3月)

高速のNear-real-time外部インターフェイスサービスがFOにマイクロサービスとして提供されます。

Configurable localization(一般提供開始:10月)

固定帳票ではなく、Word/Excel形式で税調表頭がレポートできるようになります。

Configurable business documents reporting in Word and Excel(一般提供開始:10月~12月にかけて順次)

業務帳票も一部Word/Excelで出力できるようになります。すでに一部ありますが、機能が拡張されます。マーケットプレイスからインポートする機能も同時に提供されます。

Microsoft Power Platform integration

Flow/Logic AppsやEvent Hubに連携する事の出来るBusiness event(FOをトリガーとして外部とシステム連携する機能)のEventの対象範囲が増えます。Manufacturing、Warehouse、Cash and bank managementをトリガーとして連携できるようになります。

Geo expansion and availability zones in Azure

Availability zone(電源等ユーティリティの分かれるリージョン内コピー)対応サービスが提供されます。

User productivity new grid (プレビュー10月)

グループ化、サブトータル表示、トータル表示の機能が提供されます。

User productivity saved views (プレビュー10月)

以下のようにビューをいくつか保存して切り替えられるようになります。

Manufacturing and planning

Planning service (MRPのマイクロサービス)とAzure IoT Hub、Business eventの連携でConnected manufacturingを提供します。

販売データやIoT情報から製造指図を自動生成したりするシナリオを想定しています。

また、Enterprise asset management (EAM)機能も追加します。この機能、なかなかのものでD365 for フィールドサービスの機能に近い印象を受けます。

*実は上記EAM機能はベンダーソリューションを買収し取り込んだものです。

 

Power Platform

Add intelligence with AI Builder (プレビュー6月、一般提供開始:10月)

AI機能(主要4モデル)を簡単に作成するサービスがPowerAppsとFlowに提供されます。以下は帳票のスキャン⇒データ化(機械学習を用いたOCR機能)です。

PowerApps Portals (プレビュー7月、一般提供開始10月)

外部ユーザ向けにポータルとしてWebサービスを作成することができるようになります。現在Customer EngagementにあるPortalの次期バージョンとしても同じものが提供されます。

 

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