API-KEYなどを環境変数としてPower Apps のアプリ内やフローとは切り離して個別に管理し、別の環境に移送するときに値を変えるだけで利用できるようにすることが出来ます。
環境変数として良く管理する項目には以下のようなものがあるかと思います。
環境変数としてよく管理する項目 | 例 |
---|---|
URL | SharePoint リストのURLなど |
エンドポイント | Azure OpenAI Service やBing Search API のURIなど |
シークレット | Entra IDのApplication認証時など |
API KEY | APIのキー認証 |
推奨する管理方法
環境変数管理用のソリューションを作成しておき、そのソリューションには値を入れておきます。その環境変数をインポートして利用します。
![](https://www.geekfujiwara.com/wp-content/uploads/2024/03/image-41-1024x285.png)
別の実際に利用したいソリューションへ環境変数をインポートするときに値は含めずにインポートします。
![](https://www.geekfujiwara.com/wp-content/uploads/2024/03/image-40-1024x262.png)
アプリ等があるソリューションの環境変数には値は入っていない状態で保持されていますが、これでアプリは実行できます。
環境変数の値は環境変数用のソリューションにて管理しています。
![](https://www.geekfujiwara.com/wp-content/uploads/2024/03/image-39-1024x855.png)
そのまま利用することが出来ますが、別の環境にソリューションをインポートするときには値は引き継がれずに値をいれるように促されます。
![](https://www.geekfujiwara.com/wp-content/uploads/2024/03/image-38-1024x552.png)
以上ご参考になれば幸いです。