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Power Platform 環境セキュリティグループの外に Copilot Studio エージェントを共有できるか

みなさんこんにちは。ギークです。これ、結論から言うと共有はできません

Power Platform 環境は5階層のセキュリティ階層になっています。

Power Platform のセキュリティは、単一の設定ではなく、複数の階層で構成される仕組みです。これらの階層を理解し、適切に設定することで、リソースやデータを安全に共有できます。

テナント

ID 管理と認証(例:多要素認証、条件付きアクセス)

Power Platform 全体の利用可否を決定する最上位レイヤー。

環境

セキュリティグループでアクセス制御。

環境に属していないユーザーは、その中のアプリやエージェントにアクセスできない。

リソース

個別の共有設定。 ただし、上位階層(環境・Dataverse ロール)で制限されていればアクセス不可。

Dataverse

データアクセス制御(テーブル、列、レコード単位)。

アプリやフローの作成権限もここで管理(Maker 権限)。 つまり、環境に入れてもロールがなければ作成できない。

コネクター

外部サービス接続の制御。 DLP ポリシーでブロックされていないか、同一ビジネスグループかを確認。

Copilot Studio エージェント共有のポイント

  1. エージェントを共有しても、環境のセキュリティグループに属していなければアクセス不可
  2. Dataverse セキュリティロールがない場合、エージェントの編集やアプリ作成はできない
  3. さらに、利用するコネクターが DLP ポリシーで制限されていないか確認が必要。

動きを確認してみましょう。今回の前提条件としては、環境セキュリティグループを設定した環境に、そのセキュリティグループに入っていないユーザーを使って試してみます。

環境 – 環境セキュリティグループに属していないユーザーを環境に追加しようとしてみる

環境セキュリティグループ外のユーザーを環境に追加しようとしてみます。

しっかりエラーが発生しました。たしかにこの環境には環境セキュリティグループが有効になっています。

リソース – エージェントを共有してみる

リソースを共有してみます。

追加されたように見えますが、ブラウザを更新してみます。

ブラウザを更新してみると、追加されていません。

ここでリンクをコピーしてエージェントを利用しようとしてみます。

リソース – 編集権限があるかを確認してみる

このユーザーはテナント設定では Copilot Studio 作成者にセキュリティグループにつかされているのですが、その前に Power Platform 環境にてブロックされているため編集権限はありません。

リソース – リンクを共有してエージェントを利用しようとしてみる

このまま、エージェントを追加しようとしてみます。共有のリンクはこちらから入手します。

Copilot のチャネルでエージェントの利用ができるかを確認する

Copilotのチャネルでまずは確認してみます。

問題が発生して追加できません。

Teams チャネルへの追加を行ってエージェントへの利用ができるかを確認する

今度は Teams に追加しようとしてみます。

追加されました。エージェントを開いてみると、以下のメッセージが表示されています。

You don't have access to talk to this bot, contact the owner.

話しかけてみると、同じ回答(アクセス権限ないよ)しか返ってきません。

以上、いかがでしたでしょうか。このような動きになりますので、環境セキュリティグループに気をつけて設定を行ってください。

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