目次
はじめに
「月次のユニークユーザー数」から逆算してライセンスを選べば OK です
Power Pages のライセンスは複雑に見えますが、本質はとてもシンプルです。
① 認証ユーザーが何人来るか
② 匿名ユーザーが何人来るか
以上の 2 点さえ見積もれば、どのライセンスを選ぶべきかが決まります。
さらに運用で考えるべきポイントは次の 3 つだけです。
- アクセス数が予測できる → サブスクリプションが適切
- アクセスが月により変わる → Pay-as-you-go が便利
- 内部ユーザーは既存ライセンスでカバー可能(追加課金なし)
以下では Power Pages ライセンスの全体像を説明したいと思います。
最新の公式ライセンスガイドはこちらからダウンロードできます。最新情報や正式な回答はこちらを確認しましょう。
英語のライセンスガイドのほうがより最新です。
Power Platform
Copilot Studio
Power Pages ライセンスの基本構造
月次ユニークユーザー × 認証/匿名 の 2 系列で課金
Power Pages の課金単位は、Web サイトにアクセスした 月次ユニークユーザー数 です。
測定対象は以下の 2 種類に明確に分かれています。
- 認証ユーザー(Authenticated)
Azure AD(Microsoft Entra ID)などでログインしたユーザー。 同じユーザーが 1 か月に 30 回ログインしても「1 人」です。 - 匿名ユーザー(Anonymous)
ログインせず閲覧するユーザー。 Cookie ベースで判定するため、ブラウザ変更・端末変更・Cookie 削除で別ユーザー扱いになります。
ライセンス購入方式は 2 種類
① サブスクリプション(事前購入モデル)
毎月のアクセス数を見積もり、必要なパック数を購入する方式です。
容量は環境に割り当て、ユーザー単位での割り当ては不要です。
- 認証ユーザー:100 ユーザー / パック
- 匿名ユーザー:500 ユーザー / パック
- Tier によるボリュームディスカウントあり
② Pay-as-you-go(従量課金/Azure 後払い)
Azure サブスクリプションに紐づけ、実際に発生したユニークユーザー数に応じて後払いする方式です。
初期費用ゼロではじめられ、月によりアクセス数が変動する場合に非常に便利です。
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詳細は公式ページを参照してください:
カウント方式:誤解しやすいポイント
認証ユーザー
- Contact レコード ID を元に一意化される
- 同じユーザーの複数ログインはカウント増にならない
- 既に Power Apps / Dynamics 365 ライセンスを保持している社内ユーザーは追加課金されない
匿名ユーザー
- Cookie で一意化(ブラウザ・端末が変われば別ユーザー扱い)
- ログイン画面の表示のみでは匿名ユーザーに含まれない
- 検索エンジンロボットなどはカウント対象外になる場合が多い
運用で必ず押さえるべき 5 つのルール
- 容量は翌月に繰り越せない(毎月リセット)
- 容量を超えてもサイトが即停止されることはない
- 容量は「環境」に割り当てる(ユーザー単位ではない)
- Power Pages のサイト作成では Dataverse 容量を消費しない
- Pay-as-you-go へ切り替えることで柔軟な請求管理が可能
どのモデルを選ぶべき?
サブスクリプションが向いているケース
- アクセス規模が安定している
- 企業サイト・会員サイトなど継続運用が前提
- 予算を固定化したい
Pay-as-you-go が向いているケース
- アクセス量が月ごとに大きく変動する
- 短期間のキャンペーンサイト
- まずは小さく試して状況を見たい
公式ライセンスガイド(最新版 PDF)
内容は定期的に更新されるため、必ず公式ガイドを確認してください。
最新の公式ライセンスガイドはこちらからダウンロードできます。最新情報や正式な回答はこちらを確認しましょう。
英語のライセンスガイドのほうがより最新です。
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