マイクロソフトってサービスを辞めたり始めたりすごいスピードで変化してますよね…。
概要
Dynamics 365 for Finance and Operationsのクラウド版のデモ・開発環境のデプロイ先の選択肢は主に以下の3つがあります。
- Azure上へのデプロイ
- 本番のサブスクリプションのオプションとしてデプロイ
- VHDとしてダウンロード・Hyper-Vで構成
今回は、3の「ローカル環境利用」のケースのお話です。入手先サイトである「Microsoft Connect」はInsider Programのアプリケーション資産の置き場的なサイトとして利用されていたのですが、廃止されたようです。
何が起きたの?
久々にAzure上ではなく、VHDのダウンロードを試みました。Lifecycle Services (LCS)上のリンクをたどり、Microsoft Connectのサイトにいつもならあるのですが…。
困ったときのGoogle先生ということで聞いてみると、こんなpostが有りました。
https://blogs.msdn.microsoft.com/axinthefield/microsoft-connect-has-been-retired-how-to-find-dynamics-downloads/
つまり、「Microsoft Connectは廃止し、今あるサイトに機能集約しました」とのことです。
ただ、統合先のLifecycle Servicesを見てみると、D365 for RetailやTAPの時の過去バージョンがほとんどダウンロードできなくなっており、デグレしている感じ!
これから、検証用にローカルに各バージョンをバックアップ取っておこうかな…。
みなさまもダウンロードサイトが変更したことと、バージョン管理はお気をつけください。