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PowerAppsで検索の例外処理:何も表示されなかった場合のハンドリング

PowerAppsを利用して一覧表示した際に検索機能を付け加える方法を以前紹介しました。

検索時に何も表示されなくても、PowerAppsは何も値を返さないだけです。

しかし、何か表示させてやらないとユーザはちゃんと検索が実行されたのかどうかひと目にはわかりません。

そこで以下のような機能をつけてみました。検索を行って1項目も該当しなかった場合、何か文章を表示する様にしています。

この機能は、例外テキストが予め書かれているLabelがGalleryにの後ろに存在していて、項目数が0だった場合に特定のテキストを返す、というものです。

LabelのTextプロパティには以下のような関数を記述します。

ここでいう、”SalesOpportunityGallery”のAllItemの中にある”ProbabilityId”という一つのカラムについて、ヒットした行の数をカウントしています。行数が0になった場合、特定の文章を表示するようになっています。

If(
    Count(SalesOpportunityGallery.AllItems.ProbabilityId)=0,"Nothing to display here. Change search text and try again.",""
    )
[/codebox] このハンドリングは、Alert関数で実行することもできますが、Alert関数特有のポップアップさせる形式よりユーザに与える印象としてストレスが少ない傾向があるので、色々な用途があるように思っています。

また別の機会にユーザの入力を検証してどこを修正すべきか促すサンプルを作成してご紹介したいと思います。

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